伯父さんありがとう
先日、伯父が75歳にして他界し、葬儀に行ってきました。
伯父は、ずっと独り身で独り暮らしで、奥さんも子供も無かったので、
近くに住んでいる私の母(伯父さんからしたら、
義姉です)が葬儀の準備やらいろいろしました。
伯父さんと、血のつながったご兄弟に連絡しましたが、
高齢で遠くに住んでいることもあるのと、
昔のいろいろな不満を母に言って、葬儀には誰も
来ませんでした。
告別式の前々日に母の家に、伯父さんの遺体が運ばれ
そこでお通夜、出棺、のもろもろをし、セレモニーセンターで
告別式をしました。
伯父さんのお別れに、思いを持ってお線香を
供えてくださった方はご近所の方でした。
人との交流を好まない伯父は自分から人に話すことは少なかったのですが、
ご近所の皆さんが伯父にいろいろ話かけ気をかけて下さったようです。
母の家からセレモニーセンターに、いく道の途中で、
ご近所の方が、朝早い寒い中なのに道路に立って伯父を見送ってくれました。
久々にふれた田舎の風景でした。
子供の頃はご近所との関係がうっとうしくて、こんな田舎いやだと思いましたが、
個人主義があふれ、他人のことへの関心が薄れる社会に
まだこんな日本が残っていたんだと・・・・美しさを感じました。